YUKIGAYA サステナブルリポート 2024

Special Topics

  • 「第26回グリーン購入大賞」
    中小企業部門 大賞受賞

    持続可能な調達の先進的事例を表彰するグリーン購入ネットワーク(GPN)主催の「第26回グリーン購入大賞」において中小企業部門大賞を受賞しました。ワークショップなどを通じた全社一丸でのSDGsへの取り組みや、5つの大きな目標を掲げた「雪ヶ谷サステナブルチャレンジ2030」達成へ向けた継続的な活動、さらには環境と人権に配慮したサステナブルスポンジシリーズの開発などが評価されました。

    弊社代表による受賞記念スピーチ (動画)
     
     

  • 省エネとCO2排出量削減効果のある
    LPGボイラーを導入

    製造過程で発生する廃棄スポンジをA重油に加えて熱源としていたサーマルリサイクルボイラーの故障〜廃止を受け、燃焼効率が高く、CO2の排出係数が低い、気体燃料のLPGボイラーを導入しました。これにより、燃焼効率の5%向上、CO2排出量の11%削減が期待できます。

  • COSMOPACK ASIA
    「Be Sustainable with Beauty」に選出

    11月11日〜13日に香港で開催されたCOSMOPACK ASIAにブースを出展しました。海外展示会へは初出展です。ブース展示のほかに、主催者選考による「Be Sustainable with Beauty(美と持続可能性を両立させる)」企業、製品のショートリストに日本企業で唯一選出され、特設コーナーと展示会ホームページでも紹介されました。

    Be Sustainable with Beauty (外部リンク)

サステナブルチャレンジ2030
達成状況

CO2排出量

2030年までの目標 スコープ1、2の​CO2排出量実質ゼロ

2025年達成率 17.6%

つくば工場の使用電力を2024年6月に再エネRE100電力に切り替えたことが効果を及ぼし、電力由来のCO2排出量は昨年比76.8%減になりました。太陽光発電量は昨年よりも1.2万kWh多い発電量でした。

※Scope1排出量(直接排出)+Scope2排出量(間接排出) +Scope3排出量のカテゴリー5,6,7の排出量合計です。
※達成率=太陽光発電によるCO2削減量÷(2025年CO2排出量+太陽光発電によるCO2削減量)
※ 2025年つくば事業所年間太陽光発電量
  167,571kWh *= CO2排出削減量770.5t- CO2(東京電力から購入したと仮定した場合)
※ここに示しているCO2排出量は、温室効果ガス(GHG)のCO2 e= CO2換算排出量です。

2025年CO2排出量の内訳(単位:t-CO2
2024年 392.5。燃料(重油ほか) 201.4。電力 72.4。事業から出る廃棄物 58.3。出張 8.9。社員の通勤 50.9。2023年 477.9。燃料(重油ほか) 207.2。電力 152.7。事業から出る廃棄物 56.5。出張 9.8。社員の通勤 51.8。2022年 532.4。燃料(重油ほか) 241.4。電力 165.4。事業から出る廃棄物 70.8。出張 3.3。社員の通勤 51.1
参考データ:サプライチェーンCO2排出量
(Scope3)(単位:t-CO2
2024年 728.2。原料(購入) 530.3。物品(購入) 148.2。電力(SCOPE3) 23.5。輸送配送(上流) 14.2。輸送配送(下流) 12.0。2023年 753.4。原料(購入) 610.3。物品(購入) 89.9。電力(SCOPE3) 22.8。輸送配送(上流) 16.8。輸送配送(下流) 13.6。2022年 780.5。原料(購入) 626.9。物品(購入) 101.2。電力(SCOPE3) 25.2。輸送配送(上流) 14.2。輸送配送(下流) 13.0

主な取り組み

  • 廃棄スポンジとA重油を燃料としていたサーマルリサイクルボイラーをLPGボイラーに置換し、11月より稼働を開始しました。導入にあたっては、省エネとCO2排出削減効果の有効性が認められ、「令和6年度省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業補助金」の助成を受けています。

再生可能原材料比​

2030年までの目標 再生可能原材料比を50%

2025年達成率 32.6%

植物由来の再生可能原材料比率は、依然として減少傾向が続いています。配合比率が高いTECORA40が新しく採用されるなど、よい兆候も見られました。

再生可能原材料
NR(再生可能原材料)、2024年 19.3%、2023年 19.9%、2022年 20.9%
  • ※NRは天然ゴム、PU_Bは植物由来のポリウレタン原料、PU_Pは石油由来のポリウレタン原料、
    NBR(アクリロニトリル・ブタジエンゴム)、SBR(スチレン・ブタジエンゴム)は石油由来の合成ゴム原料です。​​

主な取り組み

  • 当社が企画提案したエシカルと機能性を両立する、耕作放棄茶園から収穫したお茶の実から抽出したチャ種子油を配合したスポンジが採用されました。
  • これまでで最も植物由来原材料比率が高い、バイオポリオール40%配合のTECORA40が新たに採用されました。

廃棄物​

2030年までの目標 全行程での廃棄物を50% ※2010-2019年平均比​

2025年達成率 91.6%

廃棄物半減率90%超(削減量45.8%)を達成できました。2021年の100%超はコロナ禍による大幅な生産減が主要因でしたが、今回は生産工程での歩留まり改善などの効果が出てきているものと考えられます。

廃棄物排出量​(t)
(2010-2019年平均廃棄物量を100とした割合)
2024年 61.5。廃プラスチック排出量(原料由来) 36.7。廃プラスチック排出量(原料以外) 0.0。廃油 4.4。木くず 13.3。汚泥 3.0。一般廃棄物 4.1。2023年 58.7。廃プラスチック排出量(原料由来) 35.6。廃プラスチック排出量(原料以外) 0.0。廃油 5.1。木くず 4.5。汚泥 9.0。一般廃棄物 4.5。2022年 72.0。廃プラスチック排出量(原料由来) 35.6。廃プラスチック排出量(原料以外) 0.01。廃油 9.0。木くず 20.4。汚泥 2.8。一般廃棄物 4.2。2020年 60.6。廃プラスチック排出量(原料由来) 41.4。廃プラスチック排出量(原料以外) 0.8。廃油 3.0。木くず 5.6。汚泥 1.8。一般廃棄物 8.0。2019年 88.2。廃プラスチック排出量(原料由来) 59.4。廃プラスチック排出量(原料以外) 1.5。廃油 7.4。木くず 7.9。汚泥 4.1。一般廃棄物 7.9。2010-2019年平均 100。廃プラスチック排出量(原料由来) 68.9。廃プラスチック排出量(原料以外) 0.7。廃油 8.9。木くず 8.1。汚泥 4.0。一般廃棄物 9.4
  • ※産業廃棄物=廃プラスチック排出量(原料由来 / 原料以外)+廃油+汚泥​+その他廃棄物
  • ※その他廃棄物=燃えがら+木くず(木パレット)+ガラス・コンクリート・陶器くず
  • ※埋立処理に使われている一部の汚泥を除き、廃プラスチックは燃料または路盤材として、
    廃油はNox抑制燃料として、汚泥、燃えがら、ガレキ類はセメントやコンクリート素材として、
    木クズは木質チップとしてリサイクル利用されています。
リサイクルの状況

サーマルリサイクルボイラーを廃止したため、集計項目を変更しました。
サーマルリカリバーの79.4%が原料由来の廃プラスチックであり、これをなるべくリユースやリサイクル処理できるように検討中です。

その他廃棄物​

本社オフィス廃棄物(コピー用紙、文具他購入金額)削減率
2010-2019年平均購入金額比。2024年削減率 31.0%。2024年 321,674円。2023年 316,807円。2022年 255,561円。2010年-2019年平均 466,249円

※本社オフィス廃棄物は、上記一般廃棄物には含まれていません​。

主な取り組み

  • 段ボール納品時のくくり紐をアップサイクルし、カラフルなラックの倒れ防止ネットを社員がつくってくれました。
  • 研磨仕上げのスポンジ製品について、最終製品の形状を把握し、その形状に影響しない部位の不良は不良として扱わないことを徹底する、歩留まり向上策を導入しました。

女性管理職

2030年までの目標 女性管理職50%

2025年達成率 46.2%

管理職の男女比。女性管理職 23.1%。男性管理職 76.9%。従業員の男女比。女性 50.0%。男性 50.0%

主な取り組み

  • 社内におけるパワーハラスメントの実態を把握するためにアンケート調査を実施し、結果を踏まえて課題の分析と対策の検討に取り組みました。
  • 体調不良が起きた際にすぐに使えるよう、工場内に常備している薬の設置場所と受け取り方法を周知、また各課に救急箱を設置し、誰もが安心して働ける環境づくりに取り組みました。

フェアトレード天然ゴム

2030年までの目標 日本で流通する天然ゴムを
100%フェアトレード

2025年 ステップ2達成

製品パッケージ、HPでフェアトレード天然ゴムマークを使用していただいているお取引先は、5社。フェアトレードNR使用製品を採用いただいているお取引先は、海外顧客含め、8社です。​

  • 株式会社シャロン様
    粧美堂株式会社様
    株式会社OSAJI様

さらに江北ゴム製作所様が、食品業界などで廃棄される未活用材と天然ゴムを調合したサステナブルな新素材からつくった新製品「リバー(Rebbur)」を立ち上げ、当社同様の自社監査を行った上で、フェアトレード天然ゴムマークを使用していただいています。


このチャレンジの達成ステップ​
STEP 1 雪ヶ谷化学が扱う天然ゴムを全てフェアトレード調達し、業界内外に必要性を発信する​
STEP 2

2025年​達成​

フェアトレード天然ゴムマークを複数社が使用し、化粧品業界および他のゴム製品でフェアトレード天然ゴム使用を発信する企業が増える​
STEP 3 フェアトレード天然ゴムマーク使用企業が10社を超え、化粧品業界および他のゴム製品でフェアトレード天然ゴムの認知と理解が高まる​
STEP 4 タイヤを除いた国内生産品におけるフェアトレード天然ゴムの使用率が10%を超える​
STEP 5 タイヤを除いた国内生産品におけるフェアトレード天然ゴムの使用率が30%を超える​
STEP 6 タイヤを除いた国内生産品におけるフェアトレード天然ゴムの使用率が50%を超える​
STEP 7 タイヤを含めた国内生産品におけるフェアトレード天然ゴムの使用率が30%を超える​
STEP 8 タイヤを含めた国内生産品におけるフェアトレード天然ゴムの使用率が50%を超える​
STEP 9 タイヤを含めた国内生産品におけるフェアトレード天然ゴムの使用率が75%を超える​
STEP 10 日本で生産される製品に使用される天然ゴムがすべてフェアトレード天然ゴムになる​

主な取り組み

  • 今年も当社社員が現地スタッフと農園に出向き、実際の農園の様子を視察すると共に、児童労働、強制労働の有無や環境配慮、正当報酬などのインタビューを行い、いずれも問題ないことを確認しました。
    ゴムの樹液(ラテックス)は1本の木からおよそ100㏄、25年~30年間収穫できますが(個体差あり)、昨今は気温が高く収穫量が減少傾向にあるとのことでした。また、役目を終えた木は伐採して家具等に生まれ変わるというお話も現地の方から聞きました。
  • 社内にゴムの木を設置しました。
    いつか社内でゴムの樹液が採取できるような大木を植えることを目標に、まずは観賞用のゴムの木を設置しました。本社は入り口前に、つくば工場は客用階段を上がったところにあります。ゴムの木の花言葉は「永遠の幸せ」だそうです。
    また、つくば工場玄関前はひまし油の採れるヒマ(トウゴマ)を栽培しています。
<フェアトレード天然ゴム100%使用マーク>
FAIR TRADE NATURAL RUBBER

趣旨にご賛同いただき、使用を予定、
活動協力していただいている企業のみなさま​

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その他のSDGsアクション​

CITE JAPAN 2025に出展

3回目の出展となる今回のテーマは『5 for Future 〜 SDGsのラストイヤー2030年まで、あと5年。この5年をその先につづく未来のために』。当社のこれまで5年間の歩みと、余すところ5年を切ったSDGsのこれからについてコンセプト製品の展示を中心に発信しました。
会場で上映した女優・鈴木夢さんのインタビュー動画はこちらでご覧いただけます。

雪ヶ谷サステナブルインタビュー動画 5 for Future

雪ヶ谷 SDGs Day 2025を開催

「みらいを作る広告を作ろう」をテーマに、8月25日、10月16日の2日間にかけて全社員参加型ワークショップを実施しました。
A〜Fの5チームに分かれ、チーム毎に伝えるべきメッセージを考え、でき上がったポスター案をプレゼンテーションし、投票しました。
優勝はSDGsの先にやるべきことを「YKGs」として表現したDチーム案。どのポスターも様々な意見が反映されたよいものができました。上位3位までを実際にポスターとして印刷し、社内に掲示しています。

稲敷市文化祭にiSIPブースを出展しました

昨年に続き、11月に行われた稲敷市文化祭にメンバー企業と共iSIP(稲敷サステナブル工業団地)のブースを出展し、2日間にわたって参加しました。市長をはじめ、たくさんの市民の方に活動内容を紹介しました。テーマは「おうちでSDGs」。家庭でできる脱炭素のいろいろを紹介しました。

サステナブルリポート
2025(PDF版)

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